新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
2018年は2020年に向けた大きく前進する一歩となります。それは今まで未来のことと想像されていたことが、具体的に始まるからです。顔認証や声での注文が普通になり、無人コンビニや無人スーパーも登場し、世界通販が問題なく出来るようになります。翻訳も相互の自動翻訳がスピードアップするため、海外との取引もスムーズになります。クルマの自動運転で課題だった通信が5Gのテストが始まります。5Gは今の通信よりも確実な品質でさらに高速になります。世界はハードもソフトも超高速スピード時代で人の介在が減ってきます。
以前に描いていた未来が普通になってきて、この後いったいどうなるんだろうと考えてしまいます。すでにニューロコマース(頭で考えて購入)も開発が進んでいますし、VRやARのテクノロジーで、手にグローブをはめて触感を確認しながら、商品やサービスを受けることも普通になります。AIもいつの間にか私達の周りに普通に入っていて、考えなくてもある程度答えが出てしまうでしょう。AIが進めば進むほど、考えない人間が増えてしまいそうで、ちょっと怖くなります。
一方、物流関係は深刻な問題になっており、このソリューションはいろいろ出てきます。例えば外国人を使った物流システムはもうすでに許認可待ちの状態だと考えられます。海外から見ると日本は異常なほどガラパゴスで高齢者が働いている不思議な国です。里山主義も流行っていますが、これは自然が好きな方にはたまらないと思いますが、明らかに国力は下がります。国力が下がれば給料も減ってしまいます。いつの間にか、外国のコンビニで働いているのは安い日本人を使うのが当たり前になるかもしれません。いや、日本のコンビニで働くのは日本人で購入するのが外国人なのかもしれません。
そのようなことにならないよう、国力を付けて行くにはどうすれば良いのでしょうか?それは私達がもっと海外を見て、日本は絶対良いよ!ではなく海外の良いところやスピード感を学んで、下手なコーポレート・ガバナンスや組織の壁、フリクションを無くすことです。評論家は要らない。今こそ未来を見て大きな一歩へ向けて、イノベーション(革新)とクリエイティブ(創造)を行い、すぐに行動実施すべきです。
無人コンビニや無人スーパーで人が不要になって、人は何をすればよいのか?なんて質問はお断りです。実際にすでに実施している中国や米国を見ればよいのです。そこから我々はどうするかだと思います。
本年もフォースター株式会社 JECCICAジャパンEコマースコンサルタント協会をよろしくお願いします。