中国越境ECに関する最新事情とノウハウに精通
中国の消費者が越境ECを通じて日本の事業者から購入した合計金額は2017年に1兆3000億円(対前年比+25.2%)を記録し、2021年には2兆8000億円にまで達すると推計されています。巨大な越境EC市場を形成する中国による購入先国のトップは日本であり、このことは日本にとって明るい材料です。
日本のEC事業者にとって中国越境ECは好機である一方で、ビジネス上の課題やリスクもあります。中国のECやマーケット事情に精通すると同時に、現地の言語・通貨・税制・決済手段への対応を含め、ECサイトの利便性を向上させる必要があります。
フォースターは中国越境ECに関するコンサルティングサービスを提供しております。私たちはEコマースやオムニチャネルの運用・コンサルティングにおいて豊富な実績を持つだけでなく、越境ECに必要な機能を網羅したクラウドシステムの開発・導入も手掛けております。また、常に現地に足を運び、専門家や企業、消費者から最新の情報を直に入手しているため、中国越境ECに関する最新事情やノウハウに精通していることもフォースターの大きな強みです。
2017年の世界の越境EC市場規模は5300億ドルでした。また、対前年比成長率は32.5%であり、2020年まで対前年比20%台の成長率が見込まれています(Alizila, 2017)。越境EC市場が拡大する背景としては、以下の点が指摘されています。
越境EC市場における消費国としては、第1位が米国(400億ドル)、第2位が中国(390億ドル)で、第3位の英国(120億ドル)以下を大きく引き離しています(UNCTAD, 2017)。ただし、どこの国の消費者が越境ECを通じて日本の事業者から購入しているかに注目すると、中国の消費者による購入額は約1兆3000億円(対前年比+25.2%)であり、これはアメリカの消費者による購入額である約7000億円(対前年比+15.8%)に大きな差をつけています(経済産業省, 2018)。
しかも、中国のインターネット普及率(53.2%)は日本(83.5%)や米国(87.9%)と比べて低いため、今後、所得の上昇やインターネット環境の整備などに伴いインターネット人口が増加することで、EC市場についても市場規模の拡大が見込まれています。中国の消費者による日本の事業者からの購入額は、2021年には2兆8000億円にまで達すると推計されています(経済産業業, 2018)。
また、中国の越境ECユーザーの購入先では、トップは日本と韓国で13%、米国9%、フランスとオーストラリアが4%と続きます。すでに巨大な越境EC市場を形成し、今後も市場拡大が見込まれる中国の購入先のトップが日本であることは、日本にとって明るい材料です。
越境ECで日本から購入したい商品
越境ECで日本から購入した商品
その一方で、中国人が越境ECを利用しない理由の中には、「国内ECサイトのほうが利便性が高い(44.9%)」や「外国語が不安(26.5%)」などがあります(MasterCard, 2016)。したがって、スマホやタブレットへの対応を含めたECサイトの利便性を高めるとともに、言語対応が重要になります。ECサイトの複数言語対応は越境ECの大きな障害であり、ネイティブから見て自然な翻訳が求められます。また、現地の通貨や税制、決済手段(銀聯カード、アリペイ、WeChatペイなど)などにも対応したECサイト造りが求められます。
フォースターには17年間のEコマース実績、12年間のEコマース・オムニチャネルのコンサルティング実績、そして、Eコマース年間流通額1700億円を達成したノウハウがございます。また、コンサルティング、戦略策定、マーケティング、システム構築、各種サイト構築から運用にいたるまで各分野についてワンストップで支援する体制を敷いています。
とりわけ、フォースターのノウハウが盛り込まれた独自のクラウドシステム HARRY STATION は越境ECに必要な機能を網羅しているため、安心してご導入いただけます。
中国越境ECに関する最新事情に精通していることもフォースターの大きな強みです。弊社の代表・スタッフは常に現地に足を運び、専門家や企業、消費者と出会い、話し合いながら最新の情報を収集するとともに、そこから我々が得た知見をクライアントの皆様のために役立てて頂けるよう、日夜努力しております。
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中国の越境EC市場は大きな魅力ですが、ビジネス上の課題やリスクもあります。最新事情に精通したフォースターが進出をバックアップします。
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